『徳川秀忠
「凡庸な二代目」の功績』
小和田哲男 著 |
PHP新書 刊 |
1999年12月6日(初版) 657円 |
評 価 |
著者は1944年静岡県生まれ。早稲田大院卒、静岡大教授。著書に『桶狭間の戦い』『三方ヶ原の戦い』『戦国合戦事典』『明智光秀』『石田三成』『戦国武将』など多数。 戦国時代の勝者・徳川家康の実子で、徳川二代将軍・秀忠について書かれたもの。 専門家らしく、しっかりと史料に基づき記述されており、また平素な書き振りで読み易いのも好感がもてる。 徳川秀忠に関しては、あまり興味もなく、その詳細はよく知らないので、本書の真偽などは詳しく分からない。 したがって、本書の内容までは精査できないが、秀忠の人となりを知るには適した文献であろう。 著者曰く |