堤台城(千葉県野田市堤台)は、江戸川を西に望む標高15mの台地上に存在した。 天正十八年(1590)下総国葛飾郡山崎に入部した岡部長盛は、堤台に『城』を築いて移城し、慶長十四年(1609)丹波国亀山城に移るまでの19年間を過ごしたという(『雄心公年譜』『東葛の中世城郭』)。 堤台の八幡神社周辺が城跡とされているが、正確な場所は分かっていない(『下総国輿地全図』)。 付近には土塁が残っていたらしいが、現在は何の遺構も確認できない。 |
(城址の航空写真)
(堤台の地。「字東寺山」の付近で、ここが城跡とする説もある。)
http://srtutsu.ninja-x.jp/index.html