山崎城(千葉県野田市山崎)は、江戸川左岸の低湿地を西方に望む標高17mの台地上にあったという。 天正十八年(1590)徳川家康が関東移封になると、その家臣・岡部長盛は同年十一月に山崎に入封し、翌年、堤台城を築き移住したと伝わる(『雄心公年譜』)。 現在の海福寺は、岡部氏の菩提寺であり、慶長四年(1599)岡部長盛が城跡に開基して生母を弔った所という(『東葛の中世城郭』)。 海福寺から山崎梅の台公園あたりが城跡とされているが、遺構は何ら残されていない。 |
(城址の航空写真)
(海福寺の遠望。遺構らしきものは無いが竹やぶが確認できる。)
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