木野崎城

標高13m。城山とも。

木野崎城(千葉県野田市木野崎)は、利根川が大きく蛇行した西岸の低湿地帯に面した楕円形の台地に存在した。

一色義直が城主である。

彼は天正十八年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めには浅野長政に属し、その後徳川家康に領土を安堵され、慶長始め頃にこの地に転封になり、慶長十一年(1606)病没した(東葛の中世城郭

その後も一色氏の城であったが、元禄十一年(1698)三河国設楽郡に転封になって廃城とされたという(『東葛の中世城郭』)

遺構は明確には残っていない。「北端の天神社付近には土塁跡もみられる」(『東葛の中世城郭』)らしいが、確認できなかった。


 (跡地の航空写真)

(城址碑)

 

(【左写真】この辺りが「城山」だが、遺構は見られない 【右写真】城址遠望 )

 

戻る

http://srtutsu.ninja-x.jp/index.html