小見川陣屋(千葉県香取市小見川)は、里見氏の将・正木時忠が粟飯原氏の居城である小見川城攻撃に際し、仮の砦として築造したものである(『日本城郭大系』)。 その後、徳川の時代となり、元禄年間に内田正衆が旧跡に陣屋を新設したが、廃藩置県により、内田氏が東京へ移ったため廃された(『日本城郭大系』)。 内田氏は遠江国内田郷を所領し、正信の曾祖父の時代から徳川氏に仕え、以後、小見川藩主として十三代・正学までこの地方を支配したという(『日本城郭大系』)。 跡地に小見川中央小学校が建つが、遺構は残されていない。 |
(城址の航空写真)
(陣屋跡。小学校が建ち、遺構は皆無。)
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