川山城

永正十二年(1515)、細川高国の重臣・能勢頼則が三好山に新城を築き、芥川城から移る。

その後、細川晴元、三好長慶が入城して畿内支配の拠点となる。永禄三年(1560)に長慶が飯盛山城に移ると、嫡男の義興、その後は三好長逸が入城。永禄十一年(1568)織田信長の入洛軍によって陥落。和田惟政、高山右近が城主となるが、右近が高槻城に移ると廃城となった(『日本の名城・古城事典』)。

「黄金の里老人ホーム」の西側の道を進むと登城口の案内板がある。石垣、土塁、堀跡など、遺構はよく残っている。

 

【左写真】本丸跡 【右写真】本丸からの眺望

 

(壮大な石垣群)

 

【左写真】堀切 【右写真】土橋 

 

【左写真】空堀跡 【右写真】石組みの井戸跡 

 

【左写真】水の手 【右写真】登城口付近の石垣 

(城址遠望)

(現地縄張図)

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