藤ヶ谷中上城

標高25m、比高15m。

藤ヶ谷中上城(千葉県柏市藤ヶ谷字中上)は、藤ヶ谷集落の台地の縁辺にあり、かつては土塁・空堀が存在していたが、現在は消滅した(『日本城郭大系』)。

中上城に関する記録は無いが、応永二年(1395)には既に藤ヶ谷村は上・下に分かれており(『相馬文書』)、古くは居館があって、やがて戦国時代には城郭として整備されたものとみられる(『東葛の中世城郭』)。

藤ヶ谷城の出城ともされるが、現在、宅地化が進み、城砦の面影は全くみられない。

(国土地理院発行の2万5千分1地形図

(跡地付近。遺構は全く残っていない。)

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