佐沼城

文治年間(118590)に藤原秀衡の家臣・照井高直によって築城されたという。

戦国時代には大崎家臣・石川氏の居城となるが、天正十八年(1590)豊臣秀吉の奥州仕置によって改易。葛西・大崎旧領を与えられた木村吉清に属した。

葛西・大崎一揆が勃発すると木村吉清・清久父子はこの城に籠城し、木村父子は伊達政宗によって救出された。政宗が秀吉に召還された間に再び一揆軍が蜂起するが、伊達軍によって鎮圧された。一揆平定後は伊達氏の支配となり、津田景康が入城。

宝暦六年(1756)亘理倫篤が入城し、その子孫が明治まで在城した。城跡は鹿ヶ城公演となり、土塁や堀跡が残る。

 

【左写真】城址碑 【右写真】本丸跡 

 

【左写真】本丸土塁 【右写真】本丸遠望 

 

【左写真】堀跡 【右写真】現地案内図) 

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