烏山城

標高202m、比高120m。臥牛城とも。

烏山城(栃木県那須烏山市城山)は、約88haの山城で、沢村五郎資重(那須与一の子孫)が応永二十五年(1417)に築城したと伝えられる。

古本丸、本丸(俗称二の丸)、北城、中城、西城と若狭曲輪、常盤曲輪、大野曲輪の五城三郭があったが、明治六年焼失した(『現地案内板』)。

三の丸は、時の城主・堀親昌が万治二年(1659)城山の麓に築いたという。この居館は明治五年大雪のために崩壊した(『現地案内板』)。

現在、老杉が鬱蒼と茂り、石垣、土塁、空壕などが昔の面影を偲ばせている(『現地案内板』)。

遺構は良好に残るが、藪化が激しい。土塁・曲輪跡などは何がなんだか分からない状況であった。登山は周囲到たる所に案内があるので迷わないだろう。


(城址の航空写真)

 

 (現地案内図)

  

【左写真】古本丸(那須時代本丸) 【右写真】本丸跡(那須家時代二の丸)

 

【左写真】正門跡(本丸へと通じる) 【右写真】北曲輪跡(藪化が激しく、他の曲輪群も同様であった)

 

【左写真】本丸脇の空堀跡 【右写真】車橋跡と堀切(奥が二の丸)

 

【左写真】二の丸石垣 【右写真】三の丸石垣)

(城跡遠望

戻る

http://srtutsu.ninja-x.jp/index.html