両崖山城
足利城、小屋城、栗崎城とも。標高250m、比高220m。 両崖山城(りょうがいさん・栃木県足利市本城)は、渡良瀬川の北、足利の地にあった山城。 藤原秀郷七世の孫・成行が足利太夫と称して、天喜二年(1054)この両崖山に築城し、以後5代120余年間使用されたが、藤姓足利氏は平氏と共に滅びたため、いったん廃城となった(『城址案内板』)。 鎌倉時代、源姓足利氏はこの城に入らず、室町時代中期にいたって、足利長尾氏の3代景長が岩井山城からここに移り、旧城を修復した。天正十八年(1590)小田原北条氏に味方した6代顕長の没落により再び荒廃に帰した(『城址案内板』)。 城は山頂部の本丸跡、三方の尾根に作られ、段郭と堀切等からなっている(『城址案内板』)。 下野の小京都・足利を軽く訪れたついでに攻城したが、予想外に険しい登山道だった。織姫公園からのハイキングコースで登れるが、途中、若干のロッククライミングを強いられる箇所もあった…。 (参考サイト:城郭図鑑 北の城塞 埋もれた古城 余湖くんのホームページ) |
(【左写真】本丸跡。御嶽神社が建つ。【右写真】城址碑。本丸下。)
(【左写真】本丸付近の石垣跡。【右写真】中腹から本丸を眺める。)
(【左写真】堀切跡。良好に残る。【右写真】登城道。予想外に厳しい…。)
(本丸からの眺望)
http://srtutsu.ninja-x.jp/index.html