船橋城

船橋中央卸売市場(千葉県船橋市)の南東部に隣接した標高4m前後の低地に、比高数mの丘があり、ここにはかつて土塁が存在し、「城の腰」という地名がある。

開発によって現在はその痕跡をとどめていない。おそらく近世初頭の頃の、この地の土豪の館址であったのではないかと考えられる(『日本城郭大系』)。

城跡には船橋中央卸売市場が建ち、遺構は皆無である。

近くを流れる海老川が堀の役目をはたしていたのかも知れない。

 

(【左写真】城跡に建つ中央卸売市場(痕跡は何もない…))

(【右写真】海老川(堀の役目を果たしたか?今ではエメラルドグリーンのどぶ川である))

戻る