標高20m、比高17m。 羽黒前館(千葉県我孫子市新木字羽黒)は、手賀沼北岸に面した新木地区に位置した。南に手賀沼畔の水田地帯を望み、西側を入谷津に面した平坦な畑地・山林であったという(『東葛の中世城郭』)。 平成五年に宅地造成されるに当たって発掘調査がなされ、二重の堀跡、掘立柱の建物跡、郭、土橋、虎口などの遺構が認められたといい、中世の居館跡とみられている(『東葛の中世城郭』『我孫子市史』)。 現在、遺構は消滅し、歴史・由緒も一切不明のままとなった(『東葛の中世城郭』)。 (参考サイト:余湖くんのホームページ) |
(住宅地と化して、遺構は全く残っていない。)